金属に金や銀、赤銅などをはめ込んで模様で装飾する象嵌は、シリアのダマスカスで生まれ、日本には飛鳥時代(6〜7世紀)に伝わったとされています。平安時代(8末〜12世紀)には技術の基礎ができ、江戸時代(17〜19世紀)には京都の埋忠(うめただ)、正阿弥(しょうあみ)など刀やよろいなどをつくる職人が優れた象嵌を生みました。京都の象嵌は、鉄、銅、真鍮などの地金に縦横の細かい布目の溝を彫り、金、銀、銅などを鎚で打ち込んでいく布目象嵌を中心としており、繊細な美しさが特徴です。

 
  特殊鋼板を品物の形にする。
 
  表面にタガネ(鏨)を用いて布目状の溝を刻む。
 
  純金・純銀の線や平金(ひらかね)を模様を象(かたど)りながら嵌(は)め込んでゆく。
  硫酸・硝酸で表面を洗い、銅版を腐食する。
 
  表面に漆(うるし)を塗って数回焼き全体を黒くする。
 
  模様の上を研ぎ出し磨く。
 
  模様の上を鏨(たがね)で毛彫りし金具等に取り付け、完成する。
   

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