京都伝統産業工芸会について

京都伝統産業工芸会とは

京都伝統産業工芸会は、京都の伝統産業界の有志で構成された団体です。異業種交流団体の先駆けとして高く評価され、伝統産業界の進行と発展、消費者の伝統産業への正しい認識を拡げることを目的に様々な活動を行っています。

昔から引き継がれてきた伝統産業の本質は、「長く使えて丈夫」なのはもちろん、たとえ傷んでしまっても、それを修繕して使い続けることができる「つくり方」にあります。

キモノを例に挙げるなら、落とすことのできないシミに対して、シミ部分に当時と同じ技法で模様を描く悉皆(しっかい)の技術、寸法を変える際には、一度糸をすべてほどいて反物に戻して汚れを落とし、改めて手で縫い直してキモノを生まれ変わらせる和裁の技術など、様々な技術を合わせることで、古いキモノが甦ります。こうした連携は、職人の層が厚く、長い歴史の中で引き継がれてきた業が残る京都だからこそできる活動です。

ひとつのものを長い間使い続けるための技術は、何世代にもわたり、モノに込められた想いを伝える技術でもあります。

モノが溢れる現代、古いモノは捨てて新しいモノを買うという感覚の中で、本当にいいモノを長く使い続ける価値を理解する人を増やすことを目的に、伝統産業の持つ本質的な魅力を伝える活動をしています。

組織概要

団体名:京都伝統産業工芸会
所在地:〒600-8059 京都市下京区麩屋町通五条上る下鱗形町531
連絡先:TEL 075-343-2250 / FAX 075-343-8500
代表者:吉田隆男

沿革

  • 1976年11月4日、京都市伝統産業会館の開館に伴い、伝統産業業界の有志達が同会館の業務委託を受け実演・展示を開始。同会館の発展に寄与する。
  • 1979年4月1日、改組。京都伝統産業工芸会(会員18業種、95名)を名乗ると同時に異業種交流団体の先駆者と高く評価される。業界振興と発展を目的に、種々の事業を展開する。
  • 1983年、振興事業の一環として、体験教室を開設(京友禅・京扇子)。
  • 1984年、和装振興事業として、(財)京都伝統産業会館に『キョート・キモノ・クリニック』を開設その業務を遂行。
  • 1986年、会員28業種128名に発展。 文化交流事業として中国・北京、蘇州へ工芸品の視察と懇談を行う。
  • 1988年、中国民族現代書画・工芸品展を開催。於 京都伝統産業会館
  • 1990年11月28日-30日、文化交流事業として、中国北京中央民族歌舞団を招聘・公演。於 京都市国際交流会館
  • 1991年、中国雲南省・西双版納へ(日本文化のルーツを訪ねる視察旅行)。
  • 1992年、京都市伝統産業会館改築の為、閉館。当会の事務所及び事業所を「京都市中京区寺町通四条上る京極一番街2F」へ移転。本会の事業を行う。
  • 2004年11月3日-7日、「古今東西職人技の競演」に参加 実演・即売・体験。於 岐阜県飛騨高山市
  • 2008年9月2日、「京都市下京区麩屋町通五条上る」へ移転。本会の事業を行う。
  • 2015年、日本の職人『和こころ』に参画、事業協力。

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